HiSORセミナー
加速器実験における深層学習の応用
日時 2022年2月24日 （木） 14：00～15：10頃
場所 オンライン(Zoom形式)
講師 岸本 巴
(高エネルギー加速器研究機構 計算科学センター)
近年、様々な分野で機械学習が応用されて注目を集めています。特に、深層学習はその表現能力の高さから、とても魅力的な技術です。しかし、実際に研究で使ってみようとすると、色々な制約があることにも気づきます。特に、深層学習を効率的に使用するためには、データや問題設定に応じて、自分でモデルを設計する能力が求められます。本講演では、深層学習に興味があり、これから研究で使ってみたいという方を主たる対象にして、深層学習の基本的なところから、実際の応用例などを紹介します。応用例として、高エネルギー加速器実験 (LHC-ATLAS実験)で深層学習を使用するにあたり、どのような問題があり、どのような工夫をしたのか、ということを中心に議論したいと思います。
問合せ先 加藤政博、出田真一郎（放射光科学研究センター）
